トランプコイン(TRUMP)は2025年1月18日にソラナチェーン上でローンチされた、世界初の大統領公式ミームコインです。
トランプ大統領の暗号資産(仮想通貨)への積極的な姿勢や、コインベース・バイナンスへの上場予定など、今後の展開が注目されています。
この記事ではトランプコインの特徴、今後の見通し、購入方法までを徹底解説します。
トランプコイン(TRUMP)とは?
ソラナ(SOL)ブロックチェーン上で2025年1月18日にローンチされた、米大統領ドナルド・トランプ氏の公式ミームコインです。
発行上限は10億TRUMPで、初期発行量は2億TRUMP、残りの8億TRUMPは3年かけて段階的に配布される予定です。
項目 | 内容 |
---|---|
銘柄名称 | OFFICIAL TRUMP |
ティッカーシンボル | TRUMP |
価格 | 5,592.40円 |
リリース時期 | 2025年1月18日 |
ネットワーク名 | Solana |
時価総額 | 約1,120,498,400,000円 |
時価総額ランキング | 25位 |
コントラクト一覧 | 6p6xgHyF7AeE6TZkSmFsko444wqoP15icUSqi2jfGiPN |
公式サイトURL | https://gettrumpmemes.com/ |
ソラナチェーンでローンチした背景
ソラナ(SOL)の高速な処理能力と、取引手数料が安い点を活かしてローンチされたと思われます。
イーサリアム(ETH)キラーと呼ばれるソラナ(SOL)について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ!
ソラナ(SOL)はイーサリアムと比較して100倍以上の処理速度と1000分の1以下の手数料を実現しており、大量の取引を想定したミームコインの展開に最適な環境と言えます。
トランプコイン(TRUMP)はミームコイン
トランプコイン(TRUMP)は、ビットコイン(BTC)のような実用性よりもコミュニティの盛り上がりや投機的な要素が強いミームコインとして位置づけられています。
- ミームコインとは?かんたんに説明
-
ミームコインとは、インターネット上のミーム(面白ネタ)や有名人、文化的現象などをモチーフにした暗号資産(仮想通貨)です。
イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、リップル(XRP)など一般的な暗号資産(仮想通貨)には機能やユーティリティがあります。
イーサリアム
- スマートコントラクト機能
- 分散型アプリケーション(DApps)の実行基盤
ソラナ
- 高速トランザクション処理(65,000 TPS)
- 低手数料での取引実行
- スケーラブルな分散型アプリケーション基盤
リップル
- 国際送金の即時決済
- 銀行間取引の効率化
これらの機能性に対し、ミームコインは主にインターネットジョーク・ギャグ目的で作られた銘柄で、実用的な機能が全くないものも珍しくありません。
2025年1月19日にCoinbaseとBinanceへの上場がアナウンスされましたが、具体的にいつ上場予定かは言及されていません。
ミームコインで時価総額も大きく、代表的なのは以下の3つです。
- ドージコイン(DOGE)
- 柴犬コイン(SHIB)
- ペペコイン(PEPE)
ドージコイン(DOGE)とは?将来性や特徴を知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ。
トランプ氏と暗号資産の関係性
トランプ氏は暗号資産に対して積極的な姿勢を示しています。
仮想通貨規制の緩和やビットコイン(BTC)準備金の導入を公約に掲げており、デジタル資産大統領諮問委員会の設立も予定しています。
これらの政策方針は、トランプコイン(TRUMP)の価値上昇や今後の値動きにも大きな影響を与えます。
トランプコイン(TRUMP)はミームコインであり政治的なものではないというアナウンスが公式から出ていますが、ホルダーの中にはトランプ大統領の家族や関連企業が多く存在します。
そのため、ミームコインであるから政治と関係ないと公式がアナウンスしても、一般投資家からすれば密接な関係と捉えてしまうこともあるでしょう。
メラニアコイン(MELANIA)との関連性
メラニアコイン(MELANIA)はメラニア・トランプ氏によって2025年1月19日にローンチされたミームコインです。
ドナルド・トランプ氏がトランプコイン(TRUMP)をローンチした翌日に、ソラナネットワーク上でリリースされました。
トランプコイン(TRUMP) | メラニアコイン(MELANIA) | |
---|---|---|
ミームのモチーフ | ドナルド・トランプ | メラニア・トランプ |
ローンチ日 | 2025年1月18日頃 | 2025年1月19日 |
影響 | メラニアコインのローンチ時に40%下落 |
メラニアコイン(MELANIA)のローンチ時にはトランプコイン(TRUMP)の価格が40%下落するなど、両コインの価格は連動する傾向があります。
- MELANIAの供給の89%が1つのウォレットに集中しており、公式サイトの分配説明と矛盾している
- MELANIAは「支援の表現」であると主張されているが、一部の専門家や監視団体は、ドナルド・トランプ氏の大統領就任に関連した不透明な資金調達ではないかと批判している
- MELANIAコインを含むミームコインは、投機的な性質が強く、「ゼロサムの宝くじ」のような批判がある
仮想通貨トランプコイン(TRUMP)の取引所上場と価格分析
トランプコイン(TRUMP)は2025年1月18日、まずソラナ(SOL)ブロックチェーン上のDEX(分散型取引所)であるRaydiumで0.6072ドルが最安値とされています。
その後、2025年1月18日にKCEXなどCEXと呼ばれる取引所への上場が続きました。
トランプコイン(TRUMP)の価格推移はDEXでの取引開始から24時間以内に75ドルを超える急騰を記録しました。
急騰の背景にはDEXで購入していた投資家と、トランプ支持者による積極的な買い需要がありました。
- DEX上場(1月18日):0.6072ドルでスタート
- 中央集権型取引所上場(1月18日):12ドル台で取引開始
- 最高値(1月19日):75-78ドル
- 就任式後(1月20日):言及なしで下落加速
- トランプ氏発言後:38ドルまで急落
ミームコインの特徴である高いボラティリティは継続しており、現在は33ドル前後で推移しています。
今後もトランプ氏の発言や政治イベントが相場変動の重要な要因となる見通しです。
トランプコイン(TRUMP)の買い方
トランプコイン(TRUMP)を購入するにはDEX(分散型取引所)やBYBITなどの海外取引所で購入します。
トランプコイン(TRUMP)はSolanaブロックチェーンを利用しているため、ソラナ(SOL)を購入しましょう。
国内の取引所でソラナ(SOL)を購入します。
ファントムウォレットについては以下の記事を参考にどうぞ。
海外の取引所かRaydiumでトランプコイン(TRUMP)を購入します。
ソラナ(SOL)の取扱いがある取引所
ソラナ(SOL)の取り扱いがある日本の取引所をまとめました。
\ ぼたんだよ /
取引所名 | 公式サイト |
---|---|
bitbank | \ bitbankへ移動 / ソラナ(SOL)を購入 |
OKJ(オーケーコイン) | \ OKJへ移動 / ソラナ(SOL)を購入 |
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ビットバンクは、取引量が多く流動性が高いので、売買のタイミングを逃すことなく、安心して取引できます。
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OKJ(オーケーコイン)でソラナ(SOL)を購入する
運営会社 | OKコインジャパン株式会社(OK Group日本法人) |
取引の種類 | 現物取引 ステーキング 積立投資 |
取引通貨 | 36銘柄(2024/09時点) |
資産管理方法 | 100%コールドウォレット管理 |
公式サイト | https://www.okcoin.jp/ |
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BYBITかDEXでトランプコイン(TRUMP)の購入
国内取引所でソラナ(SOL)を買ったら、海外取引所かDEXでトランプコイン(TRUMP)に交換しましょう。
海外の取引所を使いたい人は「BYBIT」でトランプコイン(TRUMP)を入手しましょう。
BYBITでトランプコイン(TRUMP)に交換する
トランプコイン(TRUMP)の今後と将来性
トランプコイン(TRUMP)の今後はミームコインのため、大きく上昇することもあれば一気に下落することも考えられます。
ミームコインと言えばイーサリアムチェーンでしたが、トランプコイン(TRUMP)は高速処理で手数料も安いソラナ(SOL)チェーンでローンチされている点もポジティブに考えられます。
ここからは、トランプコイン(TRUMP)の今後と将来性を細かくみていきます。
政権による仮想通貨規制緩和
トランプ氏の大統領就任により、仮想通貨市場全体が活性化する可能性が高まっています。
トランプ氏は暗号資産規制緩和やビットコイン準備金の導入に前向きな姿勢を示しており、デジタル資産大統領諮問委員会の設立も予定されています。
コインベースとバイナンスへの上場が予定されており、さらなる認知度向上のチャンスとなります。
2025年1月23日にトランプ大統領は大統領令の「デジタル金融技術における米国のリーダーシップ強化」に署名しました。
暗号資産(仮想通貨)をアメリカの準備金にする点については、「暗号資産の準備金の創設を検討するための作業部会の設立」したことにより大きく前進しました。
これらの政策によりトランプコイン(TRUMP)の認知が広がり、資金が流入してくる可能性があります。
利益相反と批判されている
トランプコイン(TRUMP)は運営の透明性に課題があり、利益相反の懸念が指摘されています。
なぜ「トランプコイン(TRUMP)は利益相反である」と言われているのでしょうか?
- トランプ氏関連企業のCIC Digital LLCとFight Fight Fight LLCがトークンの80%を所有
- 残りの80%(約8億トークン)は今後3年間で段階的にリリースされる予定
トークンの約80%をトランプ氏関連企業が保有しており、価格操作のリスクがあります。
トランプ大統領とその家族がトランプコイン(TRUMP)の大部分を所有し、その価値から直接利益を得る可能性があることは、就任直前の大統領としては非常に異例の状況です。
仮想通貨トランプコイン(TRUMP)のリスクと対策
トランプコイン(TRUMP)は高い投資リスクが伴うミームコインです。
リスク要因 | 詳細 | 対策 |
---|---|---|
価格操作 | トランプ氏の関連企業が80%保有 | 少額投資に留める |
法規制 | 米国規制当局の監視強化 | 法改正の動向を注視 |
政治リスク | 選挙結果への依存 | 短期売買を検討 |
ビットコイン(BTC)と比較しても投機的な性質が非常に強いのが特徴と言えます。
ですので投資する場合は「あっても無くても困らない金額」にとどめてください。
保有の80%が関連企業で価格操作が懸念材料
トランプコイン(TRUMP)の発行量の80%をCIC Digital LLCとFight Fight Fight LLCが保有しています。
この集中保有により、大量売却による急激な価格下落や意図的な価格操作のリスクがあるのも事実です。
日本の取引所には未上場
トランプコイン(TRUMP)は、日本の暗号資産取引所では取り扱いがありません。
安全のため国内取引所以外は使いたくないという人は、上場しているミームコインがおすすめです。
トランプコイン(TRUMP)コインのように実用性がないコインとして有名なのはペペコイン(PEPE)です。
暗号資産(仮想通貨)と言えばDEX(分散型取引所)と言っても過言ではなく、新しい金融の形と言われています。
もしこれからDEXを触ってみたいという人はSolanaチェーンのRaydiumがおすすめです。
Raydiumはソラナ(SOL)が必要なのでbitbankでソラナ(SOL)を購入しましょう。
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よくある質問(FAQ)
- トランプコイン(TRUMP)はどこで購入できますか?
-
現在はRaydiumやJupiterなどのDEX、BYBITなどの海外取引所で購入可能です。日本の取引所は未上場です。
- トランプコイン(TRUMP)の価格はどのように変動しますか?
-
政治的イベントや関係者の発言により、大きく価格が変動します。例えばメラニアコイン(MELANIA)発表時には40%下落しました。ミームコインの特性上、急激な価格変動が起こりやすいです。
- トランプ氏関連企業による大量保有は問題になりませんか?
-
CIC Digital LLCとFight Fight Fight LLCが発行量の80%を保有しており、価格操作のリスクが指摘されています。残りの8億トークンは3年かけて段階的に配布される予定です。
- 日本からはどのようにすれば購入できますか?
-
現在、日本の取引所では取り扱いがありません。購入するにはまず日本の取引所でソラナ(SOL)を購入し、その後DEXや海外取引所でトランプコイン(TRUMP)に交換する必要があります。
- トランプコイン(TRUMP)への投資にはどのような注意が必要ですか?
-
ミームコインの特性上、投機的な性質が強く価格変動リスクが高いです。投資する場合は少額に抑えておきましょう。
まとめ
トランプコイン(TRUMP)はソラナチェーン上でローンチされた、世界初の大統領公式ミームコインとして注目を集めています。
この記事のポイント
- 高速・低コストのソラナチェーンを採用し、大量取引に対応
- 発行量の80%をトランプ氏関連企業が保有しており、価格操作リスクが存在
- 大手取引所への上場予定で、今後の価値上昇の可能性
- 政治イベントや発言に連動した価格変動が特徴
投資を考えているならミームコインの特性を理解し、リスクを考慮した少額投資から始めることをおすすめします。
世界初となる大統領公式のミームコイン、今後も注目していきましょう!