ビットレンディング(BitLending)が怪しいと思い、レンディングを躊躇していますか?
この記事では、ビットレンディング(BitLending)の高利回りはなぜ実現できているのか、利用者の立場から見たメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
ビットレンディング(BitLending)に興味はあるものの、「怪しいな・信用して大丈夫かな?」と不安に思っているあなたにとって、重要な判断材料となります
ビットレンディング公式サイト
https://bitlending.jp/
ビットレンディングとは
「ビットレンディング」の詳細を見ていきましょう。
運営会社 | 株式会社J-CAM |
URL | https://j-cam.co.jp/ |
事業内容 |
|
年率 | 8%~10% |
取扱い通貨 | 7種類 ビットコイン イーサリアム リップル USDT USDC DAI キンカゴールド |
途中解約 | 可能(手数料無料) |
国内唯一の暗号資産専門誌「月間 暗号資産」の発行会社が運営しています。
ビットレンディング(BitLending)自体は歴史がそこまでありませんが、月間暗号資産の会社としては有名な企業です。
レンディングで年利8%~10%とだけ聞くと、「怪しい」と感じるかもしれません。
ビットレンディングの特徴
ビットレンディング公式サイト
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ビットレンディングは取引所ではなく、レンディングサービスを専門に行っています。
- 高金利: 年利最大10%で、他の取引所と比べて高い利率を提供しています。
- 迅速な返還: 貸し出した資産は、請求から7営業日以内に返還されるため、投資家側は柔軟に資金を作ることができます。
- セキュリティ対策: 多要素認証や複合的なセキュリティシステムを導入し、資産の安全を確保しています。また、信頼性の高いカストディアンと連携しているため、運用中の資産が守られます。
取引所とBitLendingの違い
暗号資産(仮想通貨)取引所は売買の場を提供しているのに対し、ビットレンディング(BitLending)は貸借の仲介をします。
ビットレンディング(BitLending)は貸し出された暗号資産(仮想通貨)をさらに提携先の取引所やファンドへ貸し出すことで高利回りを実現しています。
取引所では暗号資産(仮想通貨)を安く買って高く売ることで利益を得ますが、レンディングは貸出期間中の固定金利が収益になります。
取引所とは全く異なるビジネスモデルであり、暗号資産(仮想通貨)業界では決して高すぎる利回りというわけでは無いということです。
ビットレンディングが怪しい感じる要素
ビットレンディング(BitLending)は、高利回りやリリースから日が浅いため「怪しい」と感じる人もいるでしょう。
ビットレンディング(BitLending)は銀行(0.002%)と比べると、4,000倍ですから怪しさしかないかもしれません。
ここでは、ビットレンディングが怪しいと感じられる主な3つの要素について、詳しくみていきましょう。
利回りが高すぎて嘘っぽい
銀行の普通預金金利と比較すると、4,000倍の金利が受け取れると考えると「怪しい・詐欺なのでは?」と疑ってしまうかもしれません。
ビットレンディング(BitLending)は、一般の暗号資産取引所と異なり、レンディング専門事業者として市場から収益を得ることを目的としています。
収益を得る内容としては、複数の有力な海外取引所やクリプトファンドと独自の資産マネジメント契約を結び、分散管理を行っています。
分散も1機関を預かり資産の20%と明確にルール決めもされています。
暗号資産(仮想通貨)取引所は自社のレバレッジサービスで活用する事が多く、薄利多売のため、低めの利回りですが、ビットレンディング(BitLending)は市場から利益を取ることで大きな差が生まれているようです。
※参考:ビットレンディングが国内競合サービスと比べて高い貸借料を実現できるのは何故ですか?
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正式版リリースがら日が浅い
ビットレンディング(BitLending)の正式版リリースが最近であることも、「怪しい」と感じる理由の一つでしょう。
ビットレンディングは2022年2月10日に先行版(ベータ版)がリリースされ、その後2022年8月8日に正式版がリリースされました。
ですが、SNSで検索すると口コミも多く見られます。
毎月金利が受け取れるのは実感があって楽しいという口コミを他にも多数見受けられました。
金融庁未登録は法的に問題ない?
暗号資産(仮想通貨)を取り扱う業者は金融庁に登録しなければ、違法なんじゃないか?と思うかもしれません。
平成29年4月1日から、「暗号資産」に関する新しい制度が開始され、国内で暗号資産と法定通貨との交換サービスを行うには、暗号資産交換業の登録が必要となりました。
金融庁:https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/index.html
このように、「暗号資産と法定通貨との交換サービス」を提供するサービスは登録が必要です。
ということは、コインチェックやビットバンクのような取引所は日本円と暗号資産(仮想通貨)を交換するため登録が必要ですが、ビットレンディング(BitLending)は法定通貨と交換しないので登録が必要ありません。
「登録していないから怪しい」と感じてしまうところかもしれませんが、現状の法律では問題ないことがわかります。
ただし、この状況は将来変わる可能性はあるので、この辺の規制に関してはニュース等をよくチェックしておくといいでしょう。
ビットレンディングの安全性
暗号資産(仮想通貨)で心配なのが、プラットフォームのハッキングでしょう。
2024年5月31日にDMMビットコインがハッキングされビットコイン(BTC)が不正流出したのも記憶に新しいと思います。
レンディングも例外ではありません。
ビットレンディング(BitLending)では多要素認証や大手カストディアンと連携でセキュリティ面の強化と安心を提供しています。
具体的にどのようなセキュリティ対策なのか、詳しくみていきましょう。
複合的要素による多重セキュリティシステム
ビットレンディング(BitLending)は、複数の認証方法を組み合わせた堅牢なセキュリティシステムを採用しています。
多要素認証や送金アドレスリストを複合的に使い、不正アクセスや不正送金のリスクを大幅に減らしています。
多要素認証は2段階認証アプリのGoogle Authenticatorを採用しています。
Google Authenticatorは気軽に設定でき、ワンタイムパスワードが数秒で切り替わるため安全制が高いツールです。
暗号資産(仮想通貨)の引き出し時には厳重な本人確認を行い、登録済みアドレスのみに送金を限定することで、なりすましによる資産流出を防いでいます。
そのため、携帯電話の紛失や盗難による不正流出を防止しています。
資産の安全制
ビットレンディング(BitLending)は、ユーザーの資産保護を最優先事項と考え安全制が考慮されています。
世界最高水準のカストディアン(資産管理機関)と提携し、通常の待機資金だけでなく、運用中の資産も含めた保護を行っています。
連携しているカストディアンは英国のCopper。
Copperは情報セキュリティ管理では最高レベルの基準を満たしており、世界最大の取引所のBinanceやCoinbaseなど大手取引所との提携も行っています。
Copperはロンドン市場で$500Mの犯罪保険に加入していることからも、世界最高峰のカストディアンと言えます。
予測不能な自体を事前に察知し対処することは難しくとも、万が一の事態が起きてもビットレンディング(BitLending)はしっかりと備えているのがわかりますね。
ビットレンディングのメリット
ビットレンディング(BitLending)でレンディングを始めるのに、どんなメリットがあるのでしょうか。
- 少額から始められる
- 高利回りと複利計算
- 安定的な収入になる
これらのメリットは、意識的に何かする必要はなくビットレンディング(BitLending)を利用することで得られるものです。
少額から貸し出しができる
ビットレンディング(BitLending)の大きな魅力の一つは、少額から始められることです。
いくら利回りがよくても、100万円からなどでは気軽に始めることができません。
高額を必要とするレンディングとは異なり以下の数量で各種暗号資産(仮想通貨)のレンディングを始められます。
通貨 | 最低貸出数量(日本円) |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.01BTC(84,448円) |
イーサリアム(ETH) | 0.1ETH(33,205円) |
リップル(XRP) | 360XRP(29,598円) |
USDT(TRC-20) | 200USDT(28,167円) |
USDT(ERC-20) | 200USDT(28,167円) |
USDC(TRC-20) | 200USDC(28,167円) |
USDC(ERC-20) | 200USDC(28,167円) |
DAI | 200DAI(28,167円) |
XNK | 0.0833 XNK(30213円) |
この表を見ていただくとわかる通り、日本円ベースで「○○円から受け付け」ではなく、銘柄ごとに最適貸出数量が設定されています。
特に取引所に放置してある暗号資産(仮想通貨)があるなら、少額から始められるビットレンディング(BitLending)はおすすめですね。
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高利回り&毎月複利
高利回り過ぎて怪しいと感じる人には、ビットレンディング(BitLending)が怪しいと感じる要素で説明した通り、取引所とは収益の上げ方が違うため実現できる利回りなんです。
毎月1回、利息が付与されます。
さらに、複利計算ですから最初に預けた元本+毎月の利息に対して年利が効いてきます。
複利効果を最大限活かしながら、毎月貸借料の付与の連絡が来るのは楽しみに感じるユーザーが多いのも納得です。
安定的な収入が得やすい
ビットレンディング(BitLending)に暗号資産(仮想通貨)を貸し出すことで毎月貸借料が得られることで、毎月安定した収入を得ることができます。
暗号資産(仮想通貨)の投資は通常、価格変動によるリスクが高いですが、レンディングでは固定金利で運用されていくため、淡々と数量の増加が期待できます。
毎月定期的に利息が付与されるため、収入計画を立てやすく、長期的な資産運用戦略に組み込みやすいメリットがあります。
ビットレンディングのデメリット
ビットレンディング(BitLending)を使う上で、デメリットを把握しておきましょう。
- ネットワーク手数料の発生
- 出金にかかる日数
- 引き出すまでの最低機関
ビットレンディング(BitLending)の透明性を高めるため、具体的にどのようなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
ネットワーク手数料がかかる
ビットレンディング(BitLending)から出金する際、隠れコストとして注意すべきなのがネットワーク手数料です。
この手数料は、暗号資産(仮想通貨)をブロックチェーン上で送金する際に必要不可欠なもの。
ただし、年4回までは無料で送金できるため、3ヶ月に1回のペースで出金する場合は1年間無料になるわけです。
無料回数を超えた場合は以下の手数料が、返還時に暗号資産(仮想通貨)の数量から差し引かれます。
通貨 | 手数料 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.00625ETH |
リップル(XRP) | 0.2XRP |
USDT(TRC-20) | 1USDT |
USDT(ERC-20) | 35USDT |
USDC(TRC-20) | 1USDC |
USDC(ERC-20) | 35USDC |
DAI | 15DAI |
FIL | 0.001FIL |
XNK | 0.002 XNK |
出金には最大7営業日必要
ビットレンディング(BitLending)を利用する際の注意点として、出金に時間がかかることは事前に把握しておきましょう。
出金は申請から最大7営業日必要と公式サイトでも言われています。
- 市場の急激な変動があると、取引のタイミングを逃してしまう
- 緊急時に資金が必要になった場合にも、即座に対応できないリスク
貸し出し1ヶ月目は引き出せない
ビットレンディング(BitLending)は、初回の貸し出しから1ヶ月間は資金を引き出すことができません。
これはサービスの安定性を確保するため必要なのかもしれませんね。
大勢の人から引出しが頻繁に行われたら、ビットレンディング(BitLending)側が手数料負けしてしまう可能性もあるでしょう。
貸し出した資金がロックされる機関は貸し出しの翌日から1ヶ月が経過するまでです。
この期間が過ぎると、返還請求ボタンが有効になり、「即時返還」や「末日返還」ができるようになります。
そのため、出金申請は最大で7営業日必要と説明したときにもお伝えしましたが、緊急時に必要になる額を貸し出しては大変なことになります。
結論:ビットレンディングは怪しくない
ビットレンディング(BitLending)は一見怪しく見える高利回りの裏に、しっかりとした運用戦略と安全対策があることがわかりました。
暗号資産(仮想通貨)業界の特性を活かしつつ、従来の金融サービスの信頼性も確保しています。
ビットレンディング公式サイト
https://bitlending.jp/
- 怪しさの正体:銀行金利と比較すると高い利回りと法的立場の誤解
- 安全性:多層セキュリティと世界最高水準のカストディアン連携
- メリット:少額投資可能、毎月複利、不労所得
- 注意点:出金に時間がかかる、初期ロック期間あり
この記事を読む前と印象が全く違うものになったのではないでしょうか?
「銀行金利の4,000倍」というのを、「銀行金利が低すぎるのでは?」と発想を変えると、ビットレンディング(BitLending)が提供している金利も納得できるはずです。
セキュリティ面に力を入れているレンディング業者であり、顧客満足度も大切に考えてくれていて今後のサービス展開にさらに期待できるのではないでしょうか。