- いつから日本でビットコインが買えるようになったのか
- 日本でビットコインが登場した市場の様子
- 当時の価格変動を振り返る
ビットコインは世界中で注目されている仮想通貨ですが、いつから日本でビットコインが購入可能になったのでしょうか?
この記事では、日本でビットコインが購入可能になった時期や当時の市場について解説します。
さらに、ビットコイン初期の価格変動やその背景についても詳しく説明します。
この記事を読むとビットコインの歴史がわかり、今後の取引や投資に役立つのでぜひ最後までお読みください。
ビットコインはいつから日本で購入可能に?当時の価格も解説
日本でビットコインが購入可能になった時期や、その当時の価格について解説します。
日本の仮想通貨市場はBTCの登場と共に急速に発展しましたが、ここからはその理由や具体例を挙げていきます。
ビットコインが日本でいつから買えるようになったのか
ビットコインが日本で購入可能になった時期は、2010年後半頃です。
当時はまだマイニングが主流であり、一般的な投資家が自由に取引するようなものではありませんでした。
海外本社のマウントゴックス
日本からビットコインを購入できるようになったのは、2010年7月。
当時、ビットコインを販売していたのは、世界初のビットコイン取引所として知られる「マウントゴックス」です。
マウントゴックスは、ビットコイン取引所として急速に成長し、本社はルクセンブルクにありましたが、日本語にも対応。
このため、多くの日本人ユーザーが活用している一方で、世界中のユーザーからも広く利用されていました。
しかし、2014年に大規模なハッキング被害を受け、多額のビットコインが流出する事態に発展しました。
その後、マウントゴックスは破産し、多くのユーザーが被害を受けています。
この事件は日本の仮想通貨市場に大きな影響を与え、金融庁も規制強化に動くきっかけとなりました。
その結果、良くも悪くもビットコインは日本でも注目を集める存在となっていきます。
日本企業によりビットコインの販売
マウントゴックスが破綻したことをきっかけに、2014年2月、日本の金融庁がビットコイン取引所の開設を認可しました。
これにより、日本の会社が運営するビットコイン取引所が続々と登場し、日本人にとってビットコインが身近な存在になってきた時期となります。
- bitFlyer(2014年3月開設): 1ビットコイン約64,963円
- Coincheck(2014年8月開設): 1ビットコイン約53,976円
2017年には、CME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)がビットコインの先物取引を開始したこともあり価格は200万円を突破し、大きな話題となりました。
その後、価格変動を繰り返しながらも、現在も多くの投資家や個人ユーザーから注目を集めています。
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コインチェックは歴史の長い取引所
先ほども解説した通り、コインチェックは2014年8月に開設され現在も運営しています。
ビットコインをこれから始める人にとって、長期的に運営できているところを選ぶのはとても大切なことです。
また、ビットコインの取引量も多く、流動性という観点から見ても安心して利用できる取引所です。
取引所別 BTC (Bitcoin) 価格と取引量
- アプリDL数ナンバーワンで500円から仮想通貨を買える
- 取り扱い仮想通貨30種類と豊富
- 口座引落しの仮想通貨つみたて
コインチェック公式サイト
https://coincheck.com/ja/
コインチェックは東証プライム(旧東証一部)上場のマネックスグループの傘下ということもあり、安心して仮想通貨取引ができます。
コインチェックアプリはDL数ナンバーワン
コインチェックのスマホアプリはダウンロード数ナンバーワンということもあり、操作画面がわかりやすく初心者の人も使いやすい設計になっています。
日本での最初の取引から価格変動の激しい過去を振り返る
日本で最初のビットコイン取引が行われた当時、市場参加者も少なく価格変動が非常に激しかったことが特徴的でした。
マウントゴックスを利用していた初期の人たちは1BTCあたり約7円程度で購入できていたことからも、まだまだ世間の認知は低かったことがうかがえます。
特定の人が意図的に価格操作ができない非中央集権のビットコインは、より魅力を増していきます。
2023年~現在までは金融政策の副作用、「インフレ」により、ニュースなどで「急激な円安」といった円の価値が暴落している内容が伝えられています。
例えば、2022年と比較すると日本円は約30%ほど円安になっています。
2022年の頃は1万円で買えていた物が、今では13,000円出さなければ手に入れることが出来ない状況です。
為替は私たちの身近な物へ直ぐに反映するものではありませんが、円安が続くことで企業も製造コストが当然上がります。
それにより、価格転嫁せざる得なくなり最終的には我々消費者が高い値段で買うしかなくなるわけです。
このように、政府や金融政策、中央銀行の発言で方針変更がされないビットコインは、有名人や企業、投資家などから価値の保存先として注目されているわけです。
ビットコインにまつわる「始まり」
ビットコインの様々な「始まり」を紹介します。
- ビットコインを初めて購入した人物
- ビットコインETFが始まった時期
- ポイントビットコインby楽天
これらについて、詳しく解説していきます。
ビットコインを初めて購入した人物
初めてビットコインを購入した人は、ラズロ・ハニエツ(Laszlo Hanyecz)氏という人物です。
彼は2010年5月22日に、ビットコインが誕生して1年あまり経った頃に、1万ビットコインでピザ2枚を購入しました。
当時のビットコイン価格は1ビットコインあたりおよそ0.0025ドルでした。
2枚のピザの価格は(10,000BTC×0.0025ドル)×158円(1ドル)=約3,950円
この瞬間、世界で初めてビットコインが通貨の代わりとして機能しました。
ちなみにラズロ・ハニエツ氏の購入の動機は「単純にビットコインを普段使いしてみたかった」ことでした。
今後の予想で1BTC=1億円という人もいるので、いつでも買えるようにしておきましょう。
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ビットコインETFはいつから始まった?
ビットコインETFの登場は連日ニュースでも取り扱われ注目されてきました。
そんな中、日本時間2024年1月11日に史上初のビットコインETF(上場投資信託)が承認されました。
ビットコインETFは仮想通貨市場の成長に大きく影響を与えると期待感もあります。
ビットコインの投資家はこれまでと違い、仮想通貨取引所を利用せず証券口座からビットコインの価格に連動したETFが購入できるというメリットがあり、ビットコインへの資金流入が期待できます。
ETFは個人でビットコインを購入・保管する必要がないため、ビットコインに投資したいけど色々な口座持つのは面倒だという人にはとって管理も楽になりリスクを減らすことができます。
日本では未だ、ビットコインETFやそのような投資信託がありませんが、世界ではイーサリアムETFに向けた動きが既に始まっています。
ビットコインETFの登場で、今までの価格推移以上に上がることが期待されています。
ポイントビットコインby楽天
楽天ポイントで擬似的にビットコインに投資している体験ができるポイントビットコイン。
2021年3月18日から開始されました。
1点注意しておきたいのは、このポイントビットコインは現物ビットコインを買う・保有するわけではありません。
先述したビットコインETFのように、投資した楽天ポイントがビットコイン価格に連動するように設計されています。
これにより、楽天ポイントを利用して気軽に投資体験をすることができるようになりました。
例えば、現金1万円はちょっと。。。
と思っていたとしても楽天ポイントだったらいいかな?という気軽な気持ちでスタートできます。
試しにお持ちの楽天ポイントをポイントビットコインに使ってみて1年後、どれくらいポイントが増えているか経過を見てみるのも楽しいかもしれません。
ビットコイン価格推移:上昇と下落の理由を徹底解説
ビットコインは2009年に登場して以降、その後の価格推移が注目されています。
ビットコインの価格上昇要因は大きく3つに分けられます。
- ETF承認による投資家の増加
- インフレリスクへの対策としての仮想通貨への注目
- 技術的な進歩による取引の簡略化
- 規制強化や不祥事による投資家の離れ
- 競合通貨の登場による需要の分散
- 法規制による不安
上昇要因のETF承認やインフレリスクのヘッジとしてビットコインが注目されている点は、作り出したサトシナカモトの描いた未来に近づいていると言っても過言ではありません。
時代の流れとともにビットコインをポートフォリオの一部として持つ投資家も増えています。
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下落の要因とリスク管理方法の大切さ
ビットコインの価格下落の要因として考えられるのは、規制強化や不祥事により市場から資金が抜かれることでしょう。
そのため、規制強化やビットコインを使った犯罪など大きなニュースが流れると、ビットコインの価格は大きく下落することもあります。
当時から現在までの様々な注目ポイント
ビットコインは2009年に登場して以来、世界初の仮想通貨として大きく注目されました。
当時から現在までにいくつかの注目ポイントを見ていきましょう。
- 2017年末に過去最高値となる2,000,000円を突破
- 2024年に円建て・ドル建て両方で過去最高値を塗り替え、10,000,000円・70,000ドル超え
ビットコインは「そこまで上がらないだろう」「もう過去最高は超えないよ」と言われ続け、ことごとく最高値を塗り替えています。
過去の歴史を見ると、早くに市場参加する点も大切であることがわかります。
口座開設だけでも先に済ませておくといいですよ。
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大手企業・金融機関とブロックチェーンとの関わり
ビットコインが利用しているブロックチェーン技術が注目されています。
ブロックチェーンと大手企業・金融機関との関わりは近年深まりつつあります。
米国の金融大手 JPモルガンは、独自の仮想通貨「JPMコイン」を発行し、ブロックチェーンの技術を送金や決済に活用しています。
分散型でセキュリティが高いとされ、取引の透明性を証明するのに重要なポイントです。
また、大手銀行などは、仮想通貨業界への投資を行っています。
ステーブルコインを運営する米サークル社やレンディングサービス会社などに銀行は巨額の投資を行っており、収益性にも注目していますが顧客からの需要の高さから間接的に市場へ参入してきています。
今後の価格予想:上昇か下落か?
ビットコインの価格は、様々な要因によって上昇や下落が予想されています。
ETF承認や世界的な認知度が上がったことにより、一般的な経済ニュースなどにも反応しやすくなっていると言えます。
- 世界の大手企業や金融機関がビットコインを利用した決済サービスを導入
- 仮想通貨規制の緩和や税制改革が進展
- ビットコインの半減期が近づく
- 仮想通貨取引所のハッキング事件やセキュリティの問題
- 国内外の規制強化
これらの要因はごく一部のため、常にビットコインやブロックチェーンなど仮想通貨に関連するニュースをチェックしておくといいでしょう。
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マイニング企業の成長
ビットコインのマイニングが成長し、大規模な運営が行われるようになりました。
マイニング報酬は半減期を迎える度に減少していく設計となっていて、市場へ出回るビットコインの数がその度に減っていくことになります。
それにより、高度な計算を高速で出来るGPUが大量に必要となるためマイニングに参加できる企業は限られてきます。
ビットコインはいつから日本で買えた?についてのFAQ
- ビットコインはいつから日本で買えた?
-
ビットコインが日本で初めて取引されたのは、2010年です。
当時、取引所は「マウントゴックス」という海外の取引所のみでしたが、その後、2014年に国内初のビットコイン取引所「bitFlyer」が設立、コインチェックなども取引が開始されました。
- ビットコインはいつから日本で買えるようになったのですか?
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ビットコインは2009年に誕生しましたが、日本企業が参入し正式に買えるようになったのは2014年からです。
- 2010年のビットコイン価格日本円でいくら?
-
2010年5月のビットコイン価格は、日本円で約0.2円でした。
その後、価格は徐々に上昇し、2011年に初のバブルが訪れ1,000円を超えました。
- なぜビットコインの価格は当時から大きく上昇した?
-
ビットコインの価格は認知度の向上、投資家数の増加、希少性、ブロックチェーンの信憑性などが挙げられます。
- ビットコインを購入した後、どのように安全に保管すればよいですか?
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ビットコインを安全に保管するには、ハードウェアウォレットで保管するなどのセキュリティ対策が推奨されます。
取引所に長期間保管するのは避け、自分で管理できるハードウェアウォレットを使用するといいでしょう。
まとめ:日本におけるビットコインの歴史
日本ではビットコインが2010年から取引され始め、市場が徐々に成長してきました。
日本国内でも多くの企業や金融機関がビットコインやブロックチェーン技術の活用に力を入れており、将来性は非常に高いとされています。
この記事を読んでビットコインへの関心が高まった方は、ぜひ仮想通貨取引所をチェックし、ビットコイン取引の世界に挑戦してみてください。