仮想通貨取引所「ビットポイント」は、主要銘柄は勿論のことアルトコインやミームコインへいち早く対応している人気の取引所です。
BITPOINT(ビットポイント)の評判を検索する中で、「やばい」というワードが出てきて心配になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは、2019年のハッキング事件で約30億円相当の仮想通貨が流出し、一時的に大きな話題となりました。
SBIホールディングスの完全子会社として、セキュリティ体制を大幅に強化し、現在は預かり資産1,000億円を突破する大手取引所へと成長しています。
手数料無料の取引サービスや充実したセキュリティ対策など、初心者に優しい取引環境を提供しています。
なぜこれだけ支持されているビットポイントの評判で「やばい」というワードが出てくるのか、詳しく見て行きましょう。
ビットポイント(BITPOINT)の基本情報と特徴
ビットポイント(BITPOINT)は、株式会社ビットポイントジャパンが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。
SBIホールディングス株式会社の子会社として、金融庁から暗号資産交換業者として正式に認可されています(登録番号:関東財務局長 第00009号)。
現物取引に特化した取引プラットフォームを提供し、取引手数料が無料という大きな特徴があります。
2019年7月のハッキング被害(約35億円相当の暗号資産流出)以降、セキュリティ体制を強化し、現在は顧客資産の安全性確保に注力しています。
- 現物取引に特化したシンプルな取引環境
- 取引手数料無料の手数料体系
- 最低取引額500円からの少額投資対応
- 初心者向け「BITPOINT」と上級者向け「BITPOINT PRO」の2つのアプリを提供
- SBIグループの信頼性
これらのサービスは全て手数料無料で提供されており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しています。
ビットポイント(BITPOINT)公式サイト
https://www.bitpoint.co.jp/
取り扱い通貨と主要サービスの特徴
ビットポイント(BITPOINT)は、主要な仮想通貨を中心に取り扱いを行っています。
銘柄名 | ティッカーシンボル |
---|---|
ぺぺ(PEPE) | PEPE |
ビットコイン(Bitcoin) | BTC |
イーサリアム(Ethereum) | ETH |
ソラナ(Solana) | SOL |
スイ(Sui) | SUI |
アバランチ(Avalanche) | AVAX |
XRP(リップル) | XRP |
ジャスミー(Jasmy) | JMY |
シバイヌ(Shiba Inu) | SHIB |
ドージコイン(Dogecoin) | DOGE |
トンコイン(Toncoin) | TON |
エイダ(Adacoin) | ADA |
トロン(Tron) | TRX |
オシトークン(Oshi Token) | OSHI |
ディープコイン(DEAPcoin) | DEP |
ポルカドット(Polkadot) | DOT |
コスモス(Cosmos) | ATOM |
フレア(Flare) | FLR |
ポリゴン(Polygon) | POL |
アイオーエスティー(IOST) | IOST |
ライトコイン(Litecoin) | LTC |
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash) | BCH |
カイア(Kaia) | KLAY |
チェーンリンク(Chainlink) | LNK |
ベーシックアテンショントークン(Basic Attention Token) | BAT |
ゼノ(XENO Governance Token) | GXE |
ツバサガバナンストークン(TSUBASA Governance Token) | TSUGT |
取引手数料は完全無料で、少額から取引を始めることができます。
他の仮想通貨取引所との違いを比較
ビットポイント(BITPOINT)と他の主要取引所を比較すると、以下のような特徴があります。
比較項目 | ビットポイント | コインチェック | ビットバンク |
---|---|---|---|
取扱通貨数 | 27種類 | 31種類 | 40種類 |
取引手数料(取引所) | 無料 | 無料 | 0.02%~ |
販売所スプレッド(BTC) | 約 4.59% | 約 5.93% | 約 4.88% |
最低取引額(販売所) | 500円 | 500円 | 0.00000001 BTC |
ステーキング | 対応 | 非対応 | 非対応 |
レンディング | 対応 | 対応 | 対応 |
手数料無料と豊富な取扱通貨、さらに低額から投資できる点は、特に初心者に魅力的ですね!
ビットポイント(BITPOINT)の会社概要
ビットポイントジャパンは、SBIホールディングスの100%子会社として、預かり資産1,000億円を突破する大手暗号資産取引所です。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社ビットポイントジャパン (BITPoint Japan Co., Ltd.) |
設立 | 2016年3月3日 |
資本金 | 75億3,000万円(資本準備金含む、2024年3月現在) |
代表者 | 代表取締役社長 田代 卓 |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門4-2-3 |
事業内容 | 暗号資産販売所・取引所の運営 |
親会社 | SBIホールディングス株式会社(100%出資) |
ライセンス | 暗号資産交換業者(関東財務局長 第00009号) |
現在、27種類の暗号資産を取り扱い、以下のようなサービスを展開しています
- 現物取引
- ステーキングサービス
- レンディングサービス
- つみたて(パックつみたて・個別つみたて)
ビットポイントがやばいと言われる理由
ビットポイント(BITPOINT)が「やばい」とされる主な要因は、2019年7月に起きた大規模なハッキング事件です。
この事件では、約35億円相当の仮想通貨が不正に流出する被害が発生しました。
過去のハッキング被害
2019年7月11日、保守系サーバーへの不正侵入により、約35億円相当の暗号資産が流出する事件が発生しました。
項目 | 内容 |
---|---|
発生日時 | 2019年7月11日22時39分頃(不正な流出を確認) |
被害総額 | 約30億2,800万円 顧客預かりの仮想通貨 約20億円 |
流出した通貨 | BTC, BCH, ETH, LTC, XRP |
影響範囲 | ホットウォレット内の資産のみ |
事件発生後の対応と経過
- 22:12頃:リップルの送金エラーを検知
- 22:39頃:リップルの不正流出を確認
- 3:00頃:緊急会議
- 10:30:全サービスを停止
- 13:30:適時開示をリミックスポイントにて行う(第一報)
ビットポイントの対応
ビットポイントは流出した仮想通貨の全量を調達し、被害にあった顧客への返還請求に全て応じました。
更にこの事件を受けて、以下のセキュリティ強化対策を実施しました。
- 主要な暗号資産のマルチシグ化
- 秘密鍵の暗号化強化
- 不正アクセス監視対策強化
- 全サーバーのセキュリティのレベルアップ
- 新規ウォレットシステムの構築
2019年12月25日には全サービスを再開しています。
不正流出前と比較しても約90%以上の資産がビットポイントへ継続して預けられており、不正流出に関する訴訟が顧客から1件も起きていません。
このことから、ハッキングを受けてから被害拡大防止などの対応が迅速に行われ、利用していたユーザーにとっては安心できる材料となりました。
不正流出は仮想通貨取引所ではニュースになることがありますが、事件発覚後の対応がどのようなものだったのかも取引所選びには重要になってきます。
仮想通貨投資をする上での対応策
仮想通貨取引所を利用する際は、以下の対策を実施することでより安全制が高まるのでぜひ取り入れてくださいね。
- 取引所の2段階認証設定
- 取引所に預けっぱなしにしない
- ハードウェアウォレットの活用
- 複数の取引所の使い分け
ハードウェアウォレットとは、インタネーットから切り離した仮想通貨専用のウォレットです。
ハードウェアウォレットの世界的メーカー「Ledger」は私も使っているウォレットです。
自分の資産を複数の取引所とLedgerなどのハードウェアウォレットに分散して保管するとセキュリティレベルも上がりおすすめです。
セキュリティ対策は自分でも実施できるものがあるので、積極的に取り入れましょう!
ビットポイントの評判を検証
2024年12月12日現在のSNSや口コミサイトの情報を調査し、ビットポイント(BITPOINT)の評判を客観的に検証していきます。
ビットポイントの良い評判・口コミ
ユーザーからの好意的な評価として、以下のポイントが挙げられています。
- ステーキング報酬が高い
- UIが直感的で使いやすい
- 手数料が掛からず、低コストで投資できる
ステーキング報酬が他の取引所と比べても高い銘柄が多い傾向にあります。
仮想通貨に関してビギナーの方でも使いやすく満足されていますね。
シンプルな操作性で初心者にも扱いやすく、手数料の安さも魅力的なようです。
トータルのコストパフォーマンスの良さが利用者にとっては魅力ですね。
ビットポイントの悪い口コミ
一方で、以下のような改善を求める声も見られます。
- 取扱通貨の少なさ
- スプレッドが他社と比べて若干広い
- レバレッジ取引が無い
こちらの口コミは2021年4月のもので、2024年12月現在、ビットポイントは27種の仮想通貨を取り扱っています。
草コインの取扱いもあり、2023年4月17日にローンチされた「PEPE」の取扱いもあります。
PEPEは「PEPE the Frog」はアメリカで流行ったネットミームのミームコインです。
PEPEを取り扱っているということは、トレンドやアルトコインの採用に積極的な取引所と言えます。
スプレッドは流動性や市場変化によっても変化するものですので、安定する時間帯まで様子見をするのがいいかもしれませんね。
2021年12月29日にレバレッジ取引を終了しているので、現物取引がメインの取引所になります。
ビットポイント(BITPOINT)は安全?セキュリティ対策を解説
ビットポイントは、顧客の資産を守るために多層的なセキュリティ対策を実施しています。
主要なセキュリティ対策は以下の通りです:
- コールドウォレット管理:顧客資産の大部分をインターネットに接続されていないコールドウォレットで保管
- 二段階認証:Google認証アプリやSMS認証を利用した二段階認証を必須化
- SSL暗号化通信:情報の盗聴や改ざんを防止するSSL暗号化を使用
- 24時間監視体制:不正アクセスを常時監視し、異常検知時に即座に対応
- ステーキング資産:ステーキング中の資産もコールドウォレット管理
さらに、以下の追加セキュリティ機能も提供しています:
- ログイン通知メール
- 出金時の追加認証
- パスコードによるロック機能
コールドウォレットとは?
コールドウォレットは、仮想通貨を保管するための安全な金庫のようなものです。
インターネットから完全に切り離された環境で仮想通貨を保管するため、ハッカーからの攻撃や不正アクセスのリスクを大きく減らすことができます。
紙幣を金庫に入れて保管するのと同じように、仮想通貨もコールドウォレットで守られているんです!
ビットポイントでは、お客様の大切な資産をコールドウォレットでも管理しています。
さらに、ステーキングで運用中の資産もコールドウォレットで保管されているため、高い利回りを得ながらも安全に資産を守ることができます。
コールドウォレット管理により、取引所がハッキングされても資産が失われるリスクを最小限に抑えることができます。
これは、たとえ取引所のシステムに問題が発生しても、利用している人の資産は別の場所で安全に保管されているということです。
ユーザー資産の分別管理
ビットポイントは法令に基づき、顧客資産と自己資産を完全に分別して管理しています。
- 法定通貨
- 顧客の預り金と当社の固有財産を明確に区分
- 顧客区分管理必要額を日次で算定し、SBIクリアリング信託株式会社に金銭信託
- 仮想通貨
- 顧客の暗号資産と当社の固有財産を明確に区分
- コールド・ウォレットとホット・ウォレットの両方式を採用
セキュリティ体制は他社と比較しても遜色ないレベルまで強化されていることがわかります。
【お得なキャンペーン】お得に口座開設しよう
ビットポイント(BITPOINT)では、新規口座開設者向けに最大3,500円相当の特典を提供しています。
キャンペーン名 | 特典内容 | 条件 |
---|---|---|
口座開設キャンペーン | 最大2,000円相当のBTC | ・口座開設完了で1,000円相当 ・1回以上の取引で1,000円相当 |
紹介プログラム | 最大1,500円の日本円もしくは暗号資産 | ・口座開設で500円 ・取引1回で1,000円 |
ビットポイントの口座開設についてかんたんに特徴をまとめておきます。
- 最短当日完了(通常10分程度で入力完了)
- スマートフォンで簡単手続き
- 本人確認書類はスマホで撮影・アップロード
- 最低取引額は500円から
手数料無料でサービスを利用できる上に、お得なキャンペーンを活用することで資金を抑えながら取引を始められますね!
ビットポイントのメリット・デメリット
ビットポイント(BITPOINT)の特徴を分析し、メリットとデメリットを詳しく解説します。
ビットポイントのメリット
セキュリティと使いやすさの両立が、ビットポイントの最大のメリットです。
- スマートフォンでの取引が快適
- 500円から取引可能な少額投資対応
- 取引手数料の多くが無料
- 日本円の出金も月に1回無料
- ミームコインの取扱いが豊富
ビットポイントのデメリット
一方で、以下のような改善が期待される点も存在します。
- レバレッジ取引が無いため、中期・長期戦略が最適
- 先物取引に対応していない
- スプレッドが他社と比べて広いときがある
- 送金スピードが遅いときがある
送金スピードに関しては、利用しているチェーンの混雑状況によって変動するため事前に混雑を避けられる時間帯を調べておくといいでしょう。
スマホアプリの評価は?
ビットポイントのスマホアプリのレビューを見て行きましょう。
Googleストアのレビューをまとめてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
シンプルで初心者でも使いやすいインターフェース 取引画面が見やすい 手数料が基本的に無料 入金・取引・資産確認が簡単 | ホーム画面の通貨表示順序の変更機能がない 通貨の表示/非表示を選択できない チャートが毎回1時間表示に戻ってしまう |
デメリットの内容はおそらくアプリのアップデートで今後改善されていく可能性が高い内容でした。
- 初心者向けの使いやすさを重視したアプリ
- 基本機能は充実しているが、カスタマイズ性に課題あり
- コストパフォーマンスが良い
- 一部機能でアプリとウェブサイトの動作に差がある
アプリの使いやすさは、初心者からベテランまで高評価獲得しているようです。
ビットポイント(BITPOINT)の評判まとめ
ビットポイントの特徴と評判を総合的に分析すると、初心者から中級者向けの取引所と位置付けでもいいでしょう。
上級者は、現物を保有しながらもリスクヘッジでレバレッジ取引を行うなどが考えられるためです。
- セキュリティを重視したい人
- 手数料を抑えコストを掛けずに投資したい人
- 仮想通貨を長期保有したいとを考えている
- ステーキングを利用して複利でも稼ぎたい人
- 積み立て投資を検討している
ビットポイント(BITPOINT)公式サイト
https://www.bitpoint.co.jp/
手数料無料と使いやすさを重視する初心者の方には、特におすすめの取引所と言えますね!