【JPYC】JPYCとは?購入とPolygon(Matic)ネットワークの追加を解説

JPYCをメタマスクに追加
この記事でわかること
  • JPYCとは?
  • メタマスクにネットワーク追加とJPYCトークン追加方法
  • JPYCの購入方法(パソコン版とスマホ版)
  • JPYCを使用するメリットと活用方法

「仮想通貨って難しそう…」「価格変動が怖い…」

確かにニュースだけを見ていると、不安を煽るような内容が多いので怖くなりますよね。

価格変動が無い=日本円と連動している通貨があったらどうですか?

心配な部分が少し解消されませんか?

JPYCは日本円と連動した通貨で、初心者でも安心して始められます。

この記事では、JPYCの基礎知識から購入方法まで、画像付きで徹底解説。メタマスクの設定からJPYCの買い方まで、初心者でもかんたんに実践できるようにステップバイステップで紹介します。

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ナビゲーター

この記事を書いた人

資格
  • ファイナンシャルプランナー
  • 証券外務員1種
  • DCプランナー2級
  • 宅地建物取引士(宅建)
投資ポートフォリオ
  • 仮想通貨: 約1,000万円
  • 株式・投資信託: 約1,000万円
  • 金・プラチナ: 約100万円
自己紹介

投資スタイルはドルコスト平均法をメインでコツコツ派です。無理なく継続出来る投資が好きです。

記事内容は投資初心者の頃の気持ちを忘れずに執筆しています。

お仕事の依頼・ご相談はお問い合わせからお待ちしております。

目次

JPYCとは?ステーブルコインってなに?

JPYC(JPYCoin)とは、日本円のステーブルコインです。

ネットワークはイーサリアム(ERC-20)、Polygon(Matic)、xDai、Shidenの各ネットワーク上で利用できるステーブルコインとして最も期待されています。

また、Vプリカに交換する事も可能Yahoo!ショッピング・楽天市場で利用する事ができます。

ステーブルコインとは?

ビットコインやイーサリアムは日々の価格変動がとても大きいため、価格が安定するように作られたものをステーブルコインと呼びます。

JPYCは1JPYC=1円での購入が可能です。

仮想通貨の価格変動はどれくらい?

どれくらいの価格変動が仮想通貨で起きているのか、実際にイーサリアムの日足チャートを見てみましょう。

イーサリアムの日足チャート

赤丸部分が対象日の最高値365,000円。

僅か5日後の最安値は287,619円。

僅か5日で77,381円下落しています。

5日前のイーサリアムの価格と比較して約21%の下落です。

0.1ETHでも7,738円の含み損となります。

仮想通貨ではこの変動幅は日常的に起きているのも事実です。

必ず余剰資金で投資しましょう

投資の世界では、退場しない事が最優先に取る行動です。

これだけの価格変動が日々起きる仮想通貨同士の交換は扱いにくい通貨と言えます。

中期・短期投資はある程度の利益・損失に到達したら一度手仕舞いしたいと考えるので、そのときにステーブルコインが役立ちます。

その都度、日本円に円転(仮想通貨を日本円にする)するのが面倒だなぁ。。。となるので手仕舞いする時は法定通貨と連動しているステーブルコインが最適となります。

JPYCとその他主要ステーブルコイン

USDT

米ドルに連動

Tether Limited社

USDC

米ドルに連動

CENTRE(Circle社とCoinbase社の共同運営)

BUSD

米ドルに連動

仮想通貨取引所バイナンス(Binance)

JPYC

日本円に連動

JPYC株式会社

※公式サイトにもありますが、JPYCは仮想通貨ではなく前払式支払手段という部類になります。

前払式支払手段とは?

事前に支払いを済ませ交換しておく決済方式です。

身近なものだと、SuicaやAmazonギフトカード。

Amazonギフト券を1万円分買うと、Amazonで1万円分の買い物に使えるので前払式支払手段になります。

JPYCを使う利点

日本円でいくら購入したのか明確になります。

仮想通貨同士を交換すると、日本円でいくらなのかを計算するのが複雑になっていきます。

日本円→ビットコイン→Matic→NFT

結局日本円でいくら分買ったのかな?

このように、日本円でいくら分買ったのか計算するのがちょっと複雑になってしまいます。

JPYCを使う事で普段使っている日本円と同じ感覚で仮想通貨を使う事が可能になります。

JPYCは複数のネットワークに対応

JPYCは現在、6つのネットワークに対応しています。

対応ネットワーク

  • ETH(ERC20)
  • Polygon
  • Astar Network
  • Avalanche
  • Shiden
  • Gnosis

主要なところはほぼ対応しています。

惜しいとこはBSC(BNBチェーン)に未対応というところくらいです。

JPYC経由でOpenSeaからNFTを買うなんてこともできちゃいます

メタマスクにネットワークを追加する

メタマスクはイーサリアムネットワークだけでなく、新規で追加することができます。

AstarネットワークとPolygonネットワークを追加する

メタマスクにAstarネットワークとポリゴンネットワークを追加していきます。

メタマスクの導入方法

STEP
メタマスクを開きましょう

メタマスクを開き、上部にある「イーサリアムメインネット」をクリックしてください。

メタマスクメインネット
STEP
メタマスクにネットワークの追加していきます

現在メタマスクに設定されているネットワークが表示されます。

「ネットワークの追加」をクリックします。

ネットワークの追加
STEP
ブラウザにネットワーク追加画面が表示される

「Add a network画面」が表示されます。

1~5までを順番に入れていきましょう!

ネットワーク追加画面

Astarネットワーク

  1. ネットワーク名:Astar Network Mainnet(好きな名前でオッケーです)
  2. チェーンID:592
  3. ブロックエクスプローラーのULR:https://astar.subscan.io/
  4. 新規RPC URL:https://rpc.astar.network:8545
  5. 通貨記号(シンボル):ASTR
  6. ブロックエクスプローラーのULR:https://astar.subscan.io/

ポリゴンネットワーク

  1. ネットワーク名:Matic(好きな名前でOK)
  2. チェーンID:137
  3. ブロックエクスプローラのURL:https://polygonscan.com/
  4. 新規RPC URL:https://polygon-rpc.com
  5. 通貨記号(シンボル):MATIC

手順1~5までそれぞれコピー&ペーストで貼り付けてください。

入力が完了したら、「保存」をクリックしてください。

メタマスクをクリックして立ち上げてみましょう。

「イーサリアムメインネット」をクリックすると「Astar Network Mainnet」や「Matic」が表示されています。

JPYCをメタマスクに表示されない?

JPYCがメタマスクに表示されていない場合はトークンを追加しましょう。

コントラクトアドレスの登録でメタマスク上で表示することができます。

コントラクトアドレスとは?

固有のアドレスでトークンに対して1つしか存在しません。
トークンシンボル(ティッカーシンボル)のみだと他にも同じものが存在していることがあります。
間違ったものを登録してしまう可能性があるのでコントラクトアドレスで登録しましょう。

トークンシンボル(ティッカーシンボル)とは?
通貨の名前トークンシンボル(ティッカーシンボル)
ビットコインBTC
イーサリアムETH

メタマスクにトークンを追加する

メタマスクを開いて、下にある「import tokens」をクリックしましょう。

トークンのインポート

「Import Tokens」の画面が表示されます。

トークンコントラクトアドレスを入力します。

ネットワークJPYCコントラクトアドレス
Polygon0x6ae7dfc73e0dde2aa99ac063dcf7e8a63265108c
JPYCコントラクトアドレス
コントラクトアドレス入力画面

トークンコントラクトアドレスを入力するとトークンシンボル、トークンの10進数は自動で入力されます。

「Add Custom Token」をクリックして追加を完了しましょう。

コントラクトアドレス追加完了画面

JPYCの買い方

Polygon(Matic)ネットワークの準備が完了したら早速JPYCの購入をしてみましょう!

JPYCの買い方 |パソコン版

JPYCの公式サイトへアクセスし右上の「JPYCを購入する」をクリックしてください。
JPYC公式サイト
https://jpyc.jp/

JPYCトップページ

JPYC Marketplace(JPYC販売所)のページへ移動したら、左の「JPYC販売所」をクリックしてください。

JPYC販売所

Step1のフォーム入力をしていきます。

STEP
今回は銀行振込でJPYCを購入します。
  1. 「銀行振込で購入」が選択していることを確認してください。
  2. 「購入金額」に購入したい金額を入力します。
JPYCを銀行振込で購入する
STEP
どのネットワークのJPYCを購入するか選択します。

仮想通貨ごとに使用しているネットワークが違うため、同じ「JPYC」だとしても行き来することができません。

JPYCはETH(ERC20)・Polygon・Astar・Avalanche・Shiden・Gnosisのネットワークに対応しています。

各ネットワークは島だと考えるとかんたんです!

JPYCの各対応ネットワーク

どのネットワークで使うか決めたら赤枠から選んでクリックしてください。

JPYCのネットワークを選択する
STEP
メタマスクのアドレスを入力します。

メタマスクのアドレスをコピーしておきましょう!

メタマスクのアドレスをコピー

コピーしたメタマスクのアドレスを「送信先アドレス」に貼り付けます。

ウォレットのアドレスを入力
STEP
メールアドレスの入力

購入者の情報を入力していきましょう

  • 名前
  • メールアドレス
    ※迷惑メール設定をしている場合は「@jcam.co.jp」を受信できるように設定変更しておいてください。

入力したら同意するにチェックを入れて「確認画面へ」をクリックしてください。

自分の情報を入力しましょう。
STEP
入力内容の確認をしましょう

入力してきた内容の確認が表示されます。

メールアドレスやメタマスクのアドレスに間違いが無ければ「支払いへ進む」をクリックします。

JPYC購入の入力内容の確認

「支払いへ進む」をクリックすると振込先情報が表示されます。

STEP
購入受付完了のお知らせ

入力したメールアドレスに購入受付完了のお知らせが届きます。

JPYCの振込先情報が記載されてます!

JPYCから購入受付完了のお知らせが届く
STEP
銀行振込をする

JPYCへ銀行振込をします。

処理されるタイミングによりますが、筆者は土曜日の16時頃に振り込んで30分程度でメタマスクへ反映されていました。

※原則翌営業日までに指定のウォレットに届くので処理されるのを待ちましょう。

STEP
着金確認のお知らせ

JPYC側で入金確認が取れると「着金確認のお知らせ」が届きます。

この時点ではメタマスクへJPYCの送金はまだなので、もう少し待ちましょう。

着金確認のお知らせ
STEP
JPYC送信完了のお知らせ

着金確認のお知らせから少し経つと、「JPYC送信完了のお知らせ」というメールが届きます。

メタマスクに反映されていればJPYCの購入は完了です

スマホからJPYCの買い方

JPYCスマホトップページ

スマホで購入する方法を解説していきます!

下記より公式サイトへアクセスしましょう。

JPYC販売所ページへアクセス
https://app.jpyc.jp/

STEP
銀行振込で購入

「銀行振込で購入」を選択し、「購入金額」を入力していください。

JPYCをスマホで銀行振込
STEP
ネットワークを選択します

JPYCをどのネットワークで使うかを選択します。

ネットワークの違いについてはPC版の説明のネットワークを選択で解説しています!

JPYCのネットワークを選択する
STEP
メタマスクのアドレスを入力

「送信先アドレス」にメタマスクのアドレスを貼り付けます。

送信先アドレスを貼り付け

スマホのメタマスクを立ち上げ赤枠部分をタップするとアドレスがコピーされます。

メタマスクのアドレスをコピー
STEP
購入者の情報

購入者の情報を入力します

  • 名前
  • メールアドレス
    ※迷惑メール設定をしている場合は「@jcam.co.jp」を受信できるように設定変更しておいてください。

入力が完了したら「確認画面へ」をタップします。

購入者の情報を入力する
STEP
銀行振込先情報

先ほど入力した氏名と振込先情報が表示されます。

メールでも届きますが、念のためスクショを撮っておくと安心です。

JPYCの銀行振込

この後はパソコン版の購入受付完了のお知らせと同様の流れで、振込を済ませれば完了です。

メタマスクにJPYCが送金されるのを待ちましょう。

まとめ

JPYCの買い方を解説してきました。

  • メタマスクにネットワークの追加方法
  • JPYCのコントラクトアドレスを追加
  • JPYCの振込での購入

外貨や仮想通貨だと日本円で計算するのが面倒になってくるのでJPYCはとても使いやすいステーブルコインなのでチャレンジしてみてください。

注意事項

この記事は情報提供が目的であり、特定のやり方や知識を推奨するものではありません。
記事内容には細心の注意を払っていますが、正確性や完全性、有用性を保証するものではありません。
情報を利用した結果による損害に対して、著者は責任を負いかねます。
投資に関するご判断は、ご自身の責任に基づいて行っていただけますようお願い申し上げます。

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