- サンドボックス(The Sandbox)の特徴と遊び方
- サンドボックスの始め方と必要なもの
- サンドボックスでの稼ぎ方と収益化の方法
- サンドボックスの将来性と注目されている理由
メタバース空間で遊びながら稼げる「サンドボックス(The Sandbox)」をご存知ですか?
サンドボックス(The Sandbox)は、見た目がマイクラと似ており、自由度の高さと収益化の可能性で注目を集めています。
この記事では、サンドボックスの魅力や始め方、稼ぎ方を詳しく解説します。
サンドボックスのゲーム内トークン$SANDは国内取引所でも取扱いがあるため、より深くゲームを楽しむこともできます。
「ゲームで遊びながら稼ぎたい」という方は、最後までご覧ください。
サンドボックス(The Sandbox)とは
サンドボックス(The Sandbox)は、イーサリアムプラットフォームを利用したNFTゲームです。
人気のゲーム「Minecraft」をイメージするとわかりやすく、すべてボクセル(四角形)で構成されたメタバース空間を探索します。
サンドボックス内のすべてのコンテンツは「NFT」であるため、ブロックチェーン技術によりアイテムや土地を安全に取引できるのです。
Facebookが「Meta」に社名を変更したことでメタバースが話題となっていますが、なかでもサンドボックスは多くの企業が出資しています。
出資している企業
- ソフトバンク
- スクウェア・エニックス
- アディダス
- エイベックス
そのため、サンドボックスは今後大注目のNFTゲームだといえるでしょう。
サンドボックス(The Sandbox)の遊び方
サンドボックスの遊び方
- メタバース空間を探索する
- NFTアイテムを作成する
- ゲームを作成する
- マーケットプレイスでNFTアイテムを売買する
それぞれ詳しく解説しますね。
メタバース空間を探索する
サンドボックスは「メタバース」とよばれるバーチャル空間を舞台にしたゲームです。
作成したアバターでメタバース空間を自由に探索できます。
サンドボックスでは、世界中のユーザーとリアルタイムで交流が可能です。
- 探索
- ゲーム
- チャット
- 音楽フェス
- ファッション
メタバースについてもっと知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ブロックチェーンのメタバースは他に何がある?
- バイナンススマートチェーン(BSC)
- ポリゴンチェーン(Polygon)
NFTアイテムを作成する|VoxEdit
サンドボックスではNFTアイテムを自作し、実際にゲーム内で使用できます。
自分の作ったアイテムを使える点は、物作り好きにはたまらない要素ですよね。
ゼロから作成できますが、テンプレートをカスタムして作成できるため、初心者でもカンタンに自分好みのNFTアイテムを作れますよ。
VoxEditのダウンロード手順は?
ゲームを作成する|GameMaker
サンドボックスでは「Game Maker」というアプリで、3Dゲームを作成できます。
ゲームを作るのは難しそうだと思う方も多いでしょう。
しかし、Game Makerではプログラミングの知識は不要で、初心者でもカンタンに作れるようになっています。
自作したゲームを他のプレイヤーが遊ぶことで、利用料をもらうことができます。
あなたも魅力的なゲームを作り、サンドボックスで収益化を狙いましょう。
Game Makerのダウンロード方法は?
マーケットプレイスでNFTアイテムを売買する
マーケットプレイスとは、ユーザー同士でNFTアイテムを売買できる場所のことです。
フリマアプリ「メルカリ」をイメージするとわかりやすく、だれでもカンタンにアイテムを出品できます。
自作したNFTアイテムが売れると収益化ができるうえ、大きな達成感がありますよ。
サンドボックス内にもマーケットプレイスがあるため、サンドボックス公式サイトのサイドバー「ショップ」をクリックして、ぜひ利用してみましょう。
サンドボックスの土地「LAND(ランド)」とは
LAND(ランド)とは、サンドボックス内の土地のことです。
LANDでは、以下のことができます。
- イベント開催
- ゲームを主催
- レンタル(不動産所得)
- ガバナンストークン※への参加
※ゲームの方向性を決める意見交換のこと
アバターが1×1mの大きさに対して、LANDの1区画は「96×96×128m」と広大であるため、保有しているユーザーはなんでも楽しむことができますね。
ちなみに、複数のLANDが集まることでよび方が「ESTATE」に変わります。
LANDの名称一覧
LANDの数 | 名称 |
---|---|
1 | LAND |
9 | ESTATE(S) |
36 | ESTATE(M) |
144 | ESTATE(L) |
576 | ESTATE(XL) |
「ESTATE=大きな土地」である認識を持ってゲームをプレイしましょう。
LANDの価格
2022年6月9日時点で、LANDの平均価格は1.5〜2ETH(約36万〜50万円)です。
なかなか高額であるため、購入ハードルは高いといえるでしょう。
ここまでLANDが高額で取引されている理由は、発行上限が「166.464個」と決まっており、希少価値の高いNFTだからです。
このように大手企業もLANDを扱っていることから、今後もLANDの価格は高騰していくことが予想されます。
LANDの購入方法
LANDはマーケットプレイスで購入できます。
- サンドボックス内
- OpenSea
- Coincheck NFT
- miime
LANDの購入には仮想通貨(SAND / ビットコイン / イーサリアム)とウォレットが必要です。
Coincheck NFTとは?
コインチェックが運営するNFTマーケットです。
日本国内でLANDの購入が可能なので是非チェックしてみてください。
DeFiやサンドボックスを遊ぶのにメタマスクは必須のウォレット
サンドボックスの通貨「SAND(サンド)」とは
【SANDの基本情報】
シンボル | SAND |
時価総額 ※2022年6月時点 | ¥217,305,793,677(37位) |
価格 ※2022年6月時点 | ¥174.63 |
発行上限 | 30億枚 |
取扱取引所 | Coincheck / Binance / Huobi Global |
SAND(サンド)は、サンドボックスで使用される通貨のことです。
ゲーム内のアイテムやキャラクターは、すべてSANDで取引されます。
$SANDには以下の役割があります。
- ガバナンストークン
- SAND保有量に応じて、ゲームの決定権が得られる
- ステーキング
- SANDを預けるだけで増える仕組み
そのため、サンドボックスで思いっきり楽しみたい方は、仮想通貨取引所でSANDを購入しましょう。
国内の仮想通貨取引所ではコインチェックで購入できます。
まだ口座を持っていない方はサクッと口座を開設しましょう。
コインチェック公式サイト
https://coincheck.com/ja/
サンドボックス(The Sandbox)の始め方
サンドボックスを始める手順について解説します。
手順は以下の通りです。
- 仮想通貨取引所の口座開設
- ウォレットをインストール
- サンドボックスのアカウント作成
- SAND(サンド)を購入、または仮想通貨をSANDに交換
- サンドボックスのアバター設定
一つずつ解説しますね。
STEP1:仮想通貨取引所の口座開設
サンドボックスで遊ぶためには、まず仮想通貨取引所の口座開設が必要です。
なぜなら、ゲーム内での取引はすべて仮想通貨で行われるからです。
おすすめの仮想通貨取引所は、サンドボックスの通貨「SAND」が購入できる「コインチェック」です。
\ 口座連携の自動積み立て/
STEP2:ウォレットをインストール
次に、決済をするためにウォレットをインストールしましょう。
銀行から現金を降ろして使うように、仮想通貨はウォレットとよばれるweb上の財布に入れることで決済に利用できます。
ウォレットの登録は、国内での利用者数が多い「メタマスク(MetaMask)」がおすすめです。
メタマスク(MetaMask)について詳しく知りたい方・インストール方法が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
STEP3:サンドボックスのアカウント作成
次は、サンドボックスのアカウントを作成します。
アカウントの作成方法は?
STEP4:SAND(サンド)を購入、または仮想通貨をSANDに交換
しかし、サンドボックスをより楽しむためにはゲーム内通貨「SAND」を購入しておくといいでしょう。
ここからは、メタマスク上で仮想通貨を「SAND」に交換する手順を解説します。
STEP5:サンドボックスのアバター設定
サンドボックスでは、アバターを利用してゲーム内を探索します。
アバターは無料で自由にカスタムできるので、自分らしいアバターを作成しましょう。
アバターの作成手順は?
サンドボックス(The Sandbox)の稼ぎ方
サンドボックスで稼ぐ方法は?
- ASSET(NFTアイテム)を作成する
- 3Dゲームを作成する
- LAND(ランド)で不動産所得を得る
- SAND(サンド)をステーキングする
- イベントを開催する
それぞれ解説していきます!
ASSET(NFTアイテム)を作成する
ASSET(アセット)とは、サンドボックス内で使用されるアイテムやキャラクター、建造物など全コンテンツの総称です。
ASSETはすべてボクセルで構成されており、NFTとしてマーケットプレイスで売買ができます。
何を取引するの?
- 自作したアイテムを売る
- キャラクターをカスタマイズして売る
- 持っているLANDを売る
サンドボックスで作成したASSETを売ることで収益化できるため、前述した「VoxEdit」を使ってアイテムを作ってみましょう。
3Dゲームを作成する
サンドボックスでは作成した3Dゲームを公開することで、遊んだユーザーから利用料をもらうことで稼げます。
3Dゲームは、前述したGame Makerで作成します。
- 「My Drafts」:自作ゲーム
- 「Templates」:テンプレート一覧
- 「Drafts Gallery」:他のユーザーが作成したゲーム
自分のゲームを遊んでもらうためには、より面白いゲームを作ることが重要です。
初心者の方は他のユーザーが作ったゲームを参考に、テンプレートを使ってゲームを作ると良いでしょう。
LAND(ランド)で不動産所得を得る
サンドボックスの土地であるLAND(ランド)を貸し出すことで、不動産所得を得られます。
現実でも、自分の土地を駐車場やアパートとして貸し出すことで所得を得られますよね。
LANDはすべてNFTであるため、現実と同じように資産として価値があります。
- イベントを開催したい
- ゲームを主催したい
- 家を建てたい
ユーザーはさまざまな目的でLANDをレンタルするため、LANDで収益化を図ることは難しくないといえるでしょう。
SAND(サンド)をステーキングする
サンドボックスの通貨「SAND」はステーキングにより収益化を狙えます。
SANDのステーキングとは、SANDを保有してサンドボックスで遊ぶことで報酬がもらえる仕組みのことです。
株の流通量が増えるほど人気度が増して株の価値が上がることから、株主に対して報酬がもらえますよね。
SANDも同じく、通貨の価値を高めている保有者に対してAPRが設定されています。
APR・APYについてはコチラで詳しく解説しています。
SAND保有者が預けることで、売り圧を抑制できるのでステーキングした人は利息がもらえます。
取引所内にあるだけでは利益にならないため、SANDをステーキングすることで収益化を狙いましょう。
利回りの変動は大きいですが、サンドボックスの公式サイトでチェックしたところ「mSAND-MATIC(ポリゴン)」の組み合わせで34.49%※でした。
※2022年6月10日時点
ステーキングのやり方については、サンドボックス公式の動画を参考にすると理解しやすいです。
イベントを開催する
サンドボックスでは、有料のイベントを開催することで稼げます。
- ライブや講演をする
- イベント店舗でアイテムを売る
実際に、エイベックスは2022年中に「エイベックスランド(仮)」をオープンし、配信ライブやミーティングを行う※と発表しています。
※参考:PRTIMES
まだ個人がイベントをする事例は少ないですが、サンドボックスは「どんな人でもメタバースでイベントを開催することが可能になる※」と述べているため、今後は個人でもイベントを開催できるようになるでしょう。
※引用:The Sandbox Japan
サンドボックス(The Sandbox)の将来性
サンドボックスは、今後も期待値の高いプロジェクトだといえるでしょう。
- Facebookが「Meta」に社名変更し、メタバース市場が注目されていること
- 2021年3月にNFTアート作品が過去最高額の「約79億円」で落札されたこと
このように、仮想通貨やweb3関連のジャンルはまだまだ人気が上昇中です。
サンドボックスは独自通貨「SAND」を扱っていることや、多くの企業が出資していることから、今後期待できるNFTゲームだといえます。
サンドボックス(The Sandbox)に関するよくある質問
サンドボックスに関するよくある質問にお答えします。
英語がわからないと遊べない?
仮想通貨やNFT、ブロックチェーンゲームはまだまだ日本市場は小さいため日本語対応が一部だったりします。
使いやすい日本語翻訳
英語でわからない事があれば、積極的に翻訳ツールを使いましょう!
サンドボックスは稼げますか?
サンドボックスは、だれでも稼げる可能性があります。
アイテムやゲームの作成はテンプレートがあるため、初心者でもカンタンにNFTアイテムを作成して収益化を狙えます。
LANDやSANDの価格が年々上昇しているため、今のうちに手に入れておくと良いかもしれませんね。
パソコンのスペックはどんなものがいいですか?
サンドボックスが推奨しているスペックは、以下の通りです。
サンドボックスのパソコン推奨スペック
内容 | 推奨スペック |
---|---|
プロセッサー | 64ビット / クアッドコア3GHz |
OS | Windows10 |
メモリ | 8GB RAM |
グラフィックス | 2GB VRAM |
DirectX | バージョン11 |
ストレージ | 2GBの空き容量 |
Macに関しての記載はありませんが、2021年の「M1チップ搭載MacBookAir」以降なら十分だといえます。
未成年でも遊べますか?
現在※、未成年がサンドボックスをプレイすることはできません。
※2022年6月時点
理由は以下の2つです。
- 対象年齢が18歳以上であるから
- 取引に必要な仮想通貨取引所の口座開設に年齢制限があるから
(コインチェック:18歳以上)
未成年の方はゲームだけでもプレイできるよう、今後に期待しましょう。
必要なものはありますか?
サンドボックスで遊ぶためには、最低でも以下の3つが必要です。
- パソコン
- 仮想通貨取引所
- ウォレット
ゲーム内でアイテムを取引する場合は、仮想通貨「SAND」が必要になります。
サンドボックス(The Sandbox)で楽しく稼ぐ!
今回は、サンドボックスについて解説しました。
サンドボックスは仮想空間内のゲームですが、ゲーム内のNFTコンテンツを取引することで「遊びながら稼ぐ」ことができます。
- サンドボックスのアイテムを作る
- サンドボックス内でゲームが作れる
- サンドボックス内でイベントを開催できる
このように、サンドボックスは自由度の高いゲームであるため、自分で作り上げる楽しみを味わえますよ。