- Gate.ioでASTRの自動積立方法(スマホ・PC別手順)
- 自動積立の具体的な設定例(定量積立)
- 定量積立のメリットと、価格変動リスクを抑えるための設定のコツ
ASTRを自動積立したいけど、やり方がわからない…。決まった数量で積立をしたい。
この記事では、Gate.ioの「時間条件」機能を使った、ASTRの自動積立方法を詳しく解説します。
Gate.ioでは、金額を決めた積立ではなく「定量積立」という、数量を決めて購入を続ける積立があります。
例えば以下のような設定が可能です。
- 購入間隔:24時間おき
- 数量:50ASTR
- 価格上限:$0.18
価格上限が「$0.18」を超えた場合は積立が実行されない設定になります。
「○○円以内だったら買いたいけど、○○円を超えたら一旦買うのをやめたい」。
このような設定が超マイナー通貨にも設定ができます。
価格変動の大きい仮想通貨でも、コツを押さえれば安心して続けられるのが自動積立です。
購入のバリエーションにぜひ加えてください。
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自動積み立てがなぜオススメなのか
投資方法は人それぞれのスタイルがあるので一概にどれが正解というのが無い世界です。
仮想通貨の世界でも「安く買って高く売る」が基本ですが、とても難しいです。
大底で買うのが最適解ですが、大底を予想しても更なる底が待っているパターンが多いのが相場です。
仮想通貨でもその他の投資と同じように、自動つみたては時間の有効活用になります。
大事なのは「自動」という部分です。
荒れ相場で活躍する「自動積み立て」
仮想通貨もETFが導入され、経済ニュースに左右される場面も増えてきました。
地政学的リスクがある時も同様です。
相場が荒れているときは価格が安定せず、「ここで買ってもいいのだろうか?」と迷いが生じます。
短期トレード以外は、たんたんと決めた条件下で購入することが大切です。
定量積み立てと一括購入の価格差をみていきましょう。
1日目
BTC:500万円
2日目
BTC:490万円
3日目
BTC:480万円
4日目
BTC:530万円
5日目
BTC:450万円
売却日
BTC:530万円
- 一括購入の場合
-
1日目に全予算を使い500万円の価格で5ビットコイン(2,500万円)を購入
売却日に5ビットコインを売却します。
2,650万円(売却総額)-2,500万円(購入金額)=150万円の利益
- 5日毎日購入した場合
-
毎日1ビットコインを購入していきます。
5日間かけて購入し売却日に5ビットコイン売却します。
2,650万円(売却総額)-2,450万円(購入金額)=200万円の利益
同じ期間の購入でも価格変動があるので、購入金額に50万円の差が出ました。
損失を計算するときは購入の逆で計算します。
Gate.ioではこの作業を自動で、かつ細かい条件を指定して注文が出せます。
積み立ての条件を決めておこう
事前にどの仮想通貨に注文を出すにしても、条件を決めておくとスムーズに入力できます。
- 欲しい枚数
- 注文を出す間隔(最大12時間毎)
- 価格の上限・下限
- 条件の有効期限
筆者は価格上限を決める時、日足チャートを見て直近高値を上限に設定を作っています。
スマホアプリからつみたて注文設定
ここから実際にGate.ioのスマホアプリから定量積み立ての設定を作っていきます。
今回はEVERDOMEというメタバースの「$DOME」という仮想通貨に対して定量つみたてをしていきます。
Gate.io(ゲート)のスマホアプリを立ち上げて「取引」をタップしてください。
取引画面が出てくるので、左上に表示されちる通貨ペアをタップしてください。
この画像では「BTC/USD」の部分をタップ。
検索窓に通貨のシンボルを入力します。
今回は$DOMEと入力します。
下にDOME/USDTのペアが表示されます。
青枠部分のDOME/USDTをタップしましょう。
仮想通貨の購入条件を入力
ここでは積立設定の具体的な内容を入力します。
- 購入方法:タップして時間条件を選択
- トリガー間隔:720分(6時間)間隔で注文を出す
- 数量:150枚
条件を更に追加して積み立て設定
「高度なオプション」をタップして詳細を開きます。
定量つみたての条件しか入力していません。
今の設定は、積み立て対象の仮想通貨が「価格に関係なく720分おきに150枚注文を出す」という内容です。
- DOMEの所持している枚数を指定すると、その範囲内の間は注文を出し続けます
- USDTでDOMEを購入するため、残高を指定するとその範囲内の間は注文を出し続けます
- 対象の仮想通貨の価格を入力します。価格の範囲内の注文を出し続けます
入力が終わったら下の「現物買い」をタップしてください。
注文条件を確認
今回は$DOMEを時間条件で注文を出す設定を行いました。
対象の仮想通貨が急騰した場合は、追いかけずに注文をストップします。
価格が条件の範囲に戻ると再度注文を出し始めます。
- 間隔:720分
- 価格は終値
- 150枚
- 期間:30日間
- $DOMEの価格が$0~$0.1の範囲内の間有効の条件
【PC版】Astar(ASTR)を自動つみたて
PC版ではASTRの自動つみたて購入を設定していきます。
TOP画面の左上にある「取引」にマウスを合わせて、現物取引の「スタンダード」をクリックしてください。
取引画面に移動するので、ASTRを検索しましょう。
左の検索窓に「ASTR」と入力すると、ASTR/USDTのペアが出てくるのでクリックしてください。
ASTRを条件指定して自動注文
自動積み立ての条件を入力していきます。
真ん中下の方に「現物取引」タブが表示されてます。
通常は「指値注文」が選択されているので、「時間条件」をクリックしてください。
- トリガー間隔:注文を出す間隔(720分(6時間間隔)で設定)
- 金額ASTR:1回の注文で欲しい枚数(1回の注文で50ASTR)
- 利用可ASTR:ASTRの所持数を指定する事で、その範囲内の間注文を出し続ける
- 利用可USDT:USDTの残高が指定の範囲内の間注文を出し続ける
- 注文価格USDT:ASTRが指定の価格内の間注文を出し続ける($0~$0.18の間注文を出し続ける)
注文価格の終値とは?
「注文価格」の「終値」の部分、なんだかピンとこないですよね。
「終値」をクリックするとリストが出てきます。
終値・購入1~購入5と出てきます。
板のどの位置に注文を出すかを指示します。
「終値」を指定すると売り板の終値の価格で注文を出します。
画像の赤枠部分の価格です。
購入1~5は買い板の1番上から注文を出します。
ASTRの設定が条件通り設定されているか確認
時間条件と高度なオプションを入力し終わったら、下の「購入[USDT→ASTR]」をクリックして注文をセットしましょう。
注文が問題なく通れば、画面下部の「注文」で確認出来ます。
「注文」タブの「時間条件」をクリックしてください。
注文を取り消したい場合は、アクションの「やめる」をクリックすると中止できます。
期間内はASTRの注文は自動で出されます
ASTR/USDTのペアで自動注文を出す設定を行いました。
- 注文を出す間隔:720分間隔(6時間)
- 数量:1回の注文で50枚
- 有効期間:30日
- ASTRの価格範囲:$0~$0.18
USDT残高が足りなくなると注文は出さなくなるので注意が必要です。
また、定量積み立てになるので必ず「高度なオプション」で欲しい仮想通貨の価格範囲は入力しておくようにしましょう。
まとめ
今回はとても珍しいGate.io(ゲート)の「時間条件」という注文方法を説明してきました。
時間条件を設定するだけでたくさんのメリットがあります。
- チャートに張り付かなくていいから本業に集中できる
- 「まだ下がるんじゃないか」とタイミングを見過ぎて買いそびれることがない
- 欲しい枚数(目標枚数)をセット出来る
- 価格範囲を決めて条件をセットするから大きく上昇したら様子見ができる
投資は継続が力。
投資作業を自動化して、継続的に投資を続けられるようにしましょう。